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"たとえば『マトリックス』では、裏切り者、つまり悪役側のサイファーという人物がこんな言葉を口にします。
 「俺はな、このステーキが存在しないことは知ってるんだよ。口に入れると、マトリックスが俺の脳味噌に、これが肉汁たっぷりで最高にうまいと教えてくれるんだってこともな。9年かかって俺がなにを理解したか、アンタわかるか? 無知の至福さ。」
 現実よりも仮想現実を選択するという判断が「悪役」のものであるということ。この描写が象徴するように、「現実>仮想」あるいは「三次元>二次元」という価値観は、もはやハリウッド映画の強迫観念ですね。虚構産業の自浄作用のようなものでしょうか。まあそれはともかく。
  『アバター』で、主人公ジェイクは、あらゆるハリウッド映画的伝統に逆らって、なんと仮想現実に生きることを選択します。この部分、あまりにもあっさりと描かれているので気づかれにくいようですが、これは二重の意味で画期的なことです。
 前衛映画ではありません。超娯楽大作の主人公が、地球(=現実世界)に還らず、仮想空間(パンドラ)のヒロインと生きることを選ぶということ。なんともオタク的な「ネイティリは俺の嫁」宣言です。すいませんわかりにくかったですね。これは一般には、漫画やアニメのキャラクターにリアルな恋愛感情を喚起されてしまった漢(おとこ)たちが口にすべきテンプレートとされています。
 さらにいえば、キャメロンはこの映画で「もう現実とか仮想とか区別しなくてもよくね?」と提案しているようにもとれます。アメリカでは本作を観た観客のなかに、「パンドラから帰りたくない」という思いが高じて、うつ状態におちいった人々がすくなくなかったと報じられています。もしこれが事実なら、キャメロンの目論見は見事に当たったといえるでしょう。なにしろハリウッド映画に連綿と受けつがれてきたプラトニズム(イデア>現実>虚構)の伝統を、根底からくつがえしちゃったんですから。"

- 書籍出版 双風舎:【連載】「脳は心を記述できるのか」 (via proto-jp) (via fukumatsu) (via yaruo) (via otsune) (via yamato) (via newroussan) (via gkojay) (via saboten5) (via layer13) (via highlandvalley) (via hsgn) (via head) (via katoyuu)

cuntinued:

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"いまカウンセリングに通う人がたくさんいますけど、そのほとんどが人間関係で痛めつけられた人ですよね。人間関係で傷つくというのは、たいていの場合、生命力を奪ってしまうようなタイプの人の傍にいるからです。そういう人って、実際にいるわけですよ。善悪とかかわりなく、ネガティブなオーラを出している人って。本人は自分のことを思いやりのある善意の人だと思っているんだけれど、その人のそばにいるとこちらの生命力がゆっくりと損なわれてゆくような人って。身体感受性が鈍い人はそれがわからない。だから「その人のそばからそっと逃げ出す」というオプションを思いつかない。そういうネガティブな人って、口で言っていることは語義レベルではまともだし、つじつまがあっているし、本人も「あなたのことを考えている」とか「あなたのために言うのよ」というふうに言うので、どうしても「わるい人」のようには思えない。でも、そういう人のそばにいて、その人の言葉をずっと聞かされているうちに、聞くほうがどんどん衰弱していく。そういう怖いコミュニケーションってあるでしょう。 そういう人は言語的なメッセージのレベルとは違う身体的なレベルで「俺はお前をコントロールする。俺はおまえの生命力を低下させて私の支配下におく」というメッセージを出しているんです。ただし、それは非言語的なメッセージですから、言葉を聴いているだけじゃわからない。それを感受するには身体感受性が鋭敏じゃないとむりなんです。でも、そういう能力を育てる訓練は今の教育システムの中ではどこでもなされていない。だから、生きる意欲そのものを失わせるような不愉快で不快な人間関係のなかに平然ととどまって、結果的に精神が痛んでしまうんです。"

- 内田樹 x 三砂ちづる「身体知 ー 身体が教えてくれること」 (via ngm) (via motomocomo) (via endeavors) (via ricochet-) (via gkojay) (via wslash) (via kohkiokada)

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Fixed girl. Digital illustration by Oscar Llorens by ollorensIllustration made for “The live it up” project.
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Via Fat-bottom-girl

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adams carvalho + TRE3E cycles

(tea-bicycleandglassesから)